
Activity・Interview
協会員の活動・インタビュー
インタビュー
自分のこころ踊ることを素直にキャンドルに落とし込む
直営校 te ao te poプロフェッショナルコース受講生
GLIM|末武優希菜
Instagram:@glim_yuki
--プロフェッショナルコースを選んだ理由
多様な技法とワックスの扱いが学べると思ったからです。
私は独学だけで火を扱うものや知識を販売することに不安がありました。プロフェッショナルコースはワックスに1番ストイックに向き合い、その上で自由な製作を勧めているところが他校と比べて信用できるスクールだ と思い、選びました。
実際、大森先生の作るものとユリカ先生の作るものも雰囲気が違ったし、ユリカ先生の直近のリニューアルでは、『“技法を用いて自分だったらどう作る”という発想が鍛えられるのはこのプロフェッショナルコースしかない』と思わせられるインパクトがありました。

--キャンドルを始めたきっかけ
名古屋のお店でキャンドル作り体験をしたことがきっかけです。
色とりどりのキャンドルや花材が並びとてもキラキラした空間、目の前のことに夢中になれる体験、2時間があっという間に感じられる没入感のとりこになりました。
新社会人で休日も休んだ気にならなかった時期だったので、自分にもこんなに夢中になれることがあるんだ!という感動と、もっとこの楽しさや充実感を味わえる場所が増えたらいいな、自分が提供できる側になれたらもっといいなという気持ちでキャンドル製作をするようになりました。
--キャンドル制作の魅力
自分の好きなテイストをわがままに詰め込めるところと、作業のスピード感です。
同じ内容の制作をしていても色選び、色作り、その他飾りが選べる時のわくわく感が大好きです。自分で選んで作り上げていくことは、図工の授業以来めっきり減ってしまった気がするのですが、その子ども時代を思い出すような興奮がキャンドル制作の好きなところです。
また、出来上がりにすごく個性が出るところも好きです。友人と制作体験に行った時も毎回まったく違うテイストになり、それぞれに褒めあうのも楽しかったです。
作業のスピード感については難しいところでもあるのですが、何度も調整して成功した時の達成感はとても大きいです。
一から作りたい内容を制作するようになって、さらに必要なスピード感に予測がつくようになると、慣れてきたもんやなぁと嬉しくなります。
--今後の目標や夢
⚫︎大好きな雑誌FUDGE のonline shopで取り扱っていただき、読者層20-30代女性のトレンド、定番になる。
→わたしはGLIMを・幸せあふれる・ゆるっとこころをほぐす・遊びごころも忘れないをテーマとして手描きキャンドルを作っていきます。FUDGE online shopの取扱店から、GLIMのテーマが刺さる層がFUDGE にもたくさんいるのではと思い今後の目標にしています。
⚫︎令和7年4月4日に実店舗オープンする。
→ キャンドル作り体験をメインに、お客さまがリフレッシュしたり、自分に集中できる場 にしたいです。
予定地の岐阜県中津川市は自然との距離が近く、観光地でもあります。県内外からお客さまを取り込み、キャンドルに自然に街にとことん癒され満たされていただきたいと思います。
キャンドル販売や教室業で夫婦2人が生活できるようになりたいです。
⚫︎実店舗をもつ中津川市でキャンドルナイトを名物行事にする。
→商工会や市の関係のある人と知り合うたび、音楽や街のイベントとコラボしたキャンドルナイトを中津川市の名物にしたいと宣言しています。
中津川市は自営業が多く、他業種でも協力関係があり、街全体でイベントへのアンテナが高く活動のしやすい街です。大好きな街の新たな楽しみになりたいと思っています。。

--これから始める方へ
自分のこころ踊ることを素直にキャンドルに落とし込むことができれば、作っていても楽しく、愛と熱量を持って紹介できるようになると思います。
私はずっと他者の影響をうけ、軸がブレブレでした。今思えばその頃は意識が外に向いている状態でだったので、正直な話、今まで作ったキャンドルのことを深く思い出せません。
でも作っていてハートが動くものは、自分のなかにあることにようやく気づいたのです。
その初めのきっかけにチェック柄のキャンドルを作ったことがありました。
初めて心から作ってみたいと思い、何度も繰り返し作り上げたデザイン。だけどそれでも自信なさげにしている私に、作りたいキャンドルを作ったらいいんだとたくさん相談に乗ってくださったゆりか先生。激励をくれた大森先生。
これが“わたしらしく “作るということか、とやっとやっと落ち着くことができました。
自分で“こんなの作ってみたい“と思いつけることは、宝物になっていくと思います。
そのキャンドルを思いついて、どんな気持ちで作り上げていったかは、完成品を見てくれた方のこころにきっと届きます。
それを言葉にできたらもっと。
安全性さえ確保できればあとは自由なキャンドル制作。プロフェッショナルコースを経て、私は先生たちとは全く違うテイストのものを作っていますが、キャンドル作りを今までで一番楽しんでいます。もう一度このコースの技法を使って自分だったらどんなデザインにしたいか、一通り考えて作ってみたいところです。
このコースの卒業生が増え、キャンドル業界がもっと賑やかになることが楽しみです。

